システムコンセプト

■インフォメーション・バリュー・テクノロジーとは？

インフォメーション・テクノロジーのみを推し進めることは往々にして匠を目指すことになりかねません、
それはユーザーの本意ではないはずです。それを現実のユーザー・ニーズに最適な形でマッピングする（費用対効果をあげる）技術が インフォメーション・バリュー・テクノロジーです。

私共ではリスク＝コストでありシステムの費用対効果を上げるためにはリスクの適切な評価、効率的な削減と有効な管理が 必要であると考えます。

■IT情報化技術にリスク評価・管理技術を強化したものが インフィメーション・バリュー・テクノロジーです。

インフォメーション・バリュー・テクノロジーにもとづく評価はコストと技術との最適な折り合いを求めること、 つまりシステムのクオリティー・アップとコスト・ダウンの両方をバランスよく実現することであって、 プロジェクト全般に渡るリスクをプロジェクトのゴールに向かってシェイク・ダウンするための方向性を見出し実現していくためのものです。

システム構築プロジェクト全般でのムダ・ムリ・ムラを適切に評価し改善しつづけることがプロジェクトのリスクを軽減することであり、 システムの最適解を求める事に他なりません。インフォメーション・バリュー・テクノロジーとは豊富な経験と高いスキルによって裏打ちされた プロジェクトの各フェーズでの適切なリスク評価とリスク管理技術を実現することであると言えます。

■インフォメーション・バリュー・テクノロジーは外的環境の急激な変化への対応を織り込んだ柔軟な管理技術です。

現在のようにビジネスの在り方が刻々と変化することで、外的環境、内的環境によるリスクは常に変化します。
また、システムのコスト、部品技術もまた変化する時代においては、今までのような画一的なプロジェクト管理技術では対応が出来ません。
従ってシステム・アーキテクチャ設計においてはそのシステムのライフ・サイクルを通して恒久的な部分と変化する部分を分離し、 構築時期を含めてプロジェクト全体でのこれらの変化に対する柔軟性を織り込んでおかなければなりません。